星のしずく

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高脂血症とは

「高脂血症」はキチンと予防して
食事や生活習慣を改める事によって改善されますので
今回は、基本的な注意点をまとめてみました。

●「高脂血症」で摂り過ぎに注意が必要な食品は

バターや脂身の多い肉などの、動物性脂肪です。
とり過ぎはコレステロールの上昇と肥満を同時に招きやすいので
注意して下さいね。

また、イクラやたらこなどの魚卵や、イカ、エビなども
高コレステロール食品なんですよ
(砂糖などの甘いものやお酒の飲みすぎにもご注意を)

●「高脂血症」でつとめて摂りたい食品は

鯖やアジ、いわしなどの魚の脂には、コレステロールを下げる働きのあって
EPAやDHAという成分が豊富に含まれています。
(同時に動物性タンパクも取れるので、ぜひ日常の食事に取り入れてくださいね)

お酒の飲みすぎは禁物ですが、HDLが低い人は他、他の病気で
禁酒が指示されたりしていない場合
ビール1本程度の飲酒によってHDLをふやす効果が期待できるそうです。

総コレステロールが高い場合は、大豆製品がオススメです。
サポニンなどの成分によって、コレステロールを減少させることができます。

コレステロールの吸収を妨げる働きのある食物繊維を含んだ野菜や海藻を
毎日の食卓に上手に取り入れてあげて下さいね (^-^)


高脂血症と高血圧の方の食事のポイント

●塩分を減らす。
 塩辛いものを好む人は、高血圧の発症率が高く
 脳卒中や心臓病による死亡率も高くなっています。
 高血圧は動脈硬化などの成人病のもとを作ります。
 まずは塩分を1日5~7gに減らす工夫をしましょう。

1、食べ物の工夫
  ・汁ものは1日1回にします。
  (みそ汁はお椀一杯で約1.5gの塩分です。)麺類はなるべく控え
   食べる場合は汁を残すようにします。

  ・フライ、てんぷらなどを食べる場合は、ソースやしょうゆをかけないで少量をつけ
   さしみや寿司もごく少量のしょうゆで食べましょう。

  ・加工食品(塩辛、たらこ、ねり製品、ハム、ソーセージなど)や佃煮、つけものは控えます。

2、調理の工夫
  ・減塩と栄養のバランスの両面から考えて、おかず中心の食事にします。

  ・旬の食材は、その食品の独自の風味、持ち味が強く、栄養的にもすぐれています。
   材料はできる限り鮮度の良いものにしましょう。

  ・薄味料理にメリハリをつけてくれるのが酸味。酢だけでなく
   柑橘類や酸味の効いたトマトなども利用したい材料です。

  ・カレー粉、わさび、辛子、こしょう、しょうがなどの香辛料や木の芽、みょうが
   しその葉、パセリ、セロリなどの香味野菜を利用すると、味が引き締まり
   食べやすくなります。

  ・和食に比べて洋風、中華風の料理はおかずが主になり、油、香辛料
   香味野菜などを使えば、塩けが少なくてもおいしく食べられ
   自然に減塩ができ、食事にも変化がでます。

●動物性脂肪を控える。
 動物性脂肪(バター、生クリーム、肉の脂身など)を控えて
 不飽和脂肪酸(リノール酸、エイコサペンタエン酸など)を多くを含む植物油や
 魚油をとると、血圧が低下することが報告されています。

●植物繊維の多い食事をする。
 植物繊維はコレステロールを体外に排泄する作用があります。
 一般に植物繊維のとり方が少ない傾向にありますので
 多く含む食品(白いんげん、おから、納豆、ひじき、ごぼうなど)を
 積極的にとるようにします。

●肥満を解消する。
 高血圧は肥満によって悪化し、減量をすることによって改善されます。
 摂取エネルギーに注意して標準体重を保つようにします。


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